(その1)の続き…
小雨の雨音を聞きながら気持ちよく就寝。
雨音って寝入りのBGMには最適です。
すぐ意識が飛んでたぶん23時までには深い眠りに…
雨音が大きくなってきて目が覚めました。
時計を見ると午前2時。
少し風も出てきたようです。
なんとなく嫌な予感がしましたが、しばらくするとグシャアっと何かが崩れる音が…
テント前室に出てみると、入り口が変形しています。
これはタープとテントのジョイント部分が外れたなと。
変形している部分を前室内から押してみますが重くて動きません。
体重をかけて背中で押してみると「ザザーッ」と水の流れる音が。
どうやらタープに雨が溜まってしまって、その重みでテントとの連結部分が外れ、前室にのしかかっていたようです。
ファスナーを開けて外に出てみますが、ポール類はしっかりしています。
再度テントとタープを連結し直し、雨が流れやすいように角度を強めにします。
この幕、水は弾いていますが流れにくいようです。
やっぱり小川張りにすればよかったと悔やまれるが今さら無理でしょう。
コールマンのサイト張りはアマアマの晴天張りだと実感。
少し風が心配だけど、まあ朝までは持つだろうと思って就寝。
といっても雨音や風の音がなかなか大きく寝付けませんが。
いつの間にか眠っていて気が付くと朝。
新調したタープにも水が染みこんできたようです。
しかしそれよりショッキングなことが…タープのポールがコケてました。
しかもエリステ28cmを引っこ抜いて。
やっぱり雨の重みがタープにかかり、風もあいまって相当なストレスになっていたようです。
そこへ長雨で地盤が緩んでおり、あの強力な鍛造ペグを引っこ抜いてしまいました。
正直、これはかなりショックでした。
クロスポールで張りやすい幕ですが、メインポール2本を支えるのがたった2本のガイロープとペグでは持ちません。
ここでもコールマンのお気楽主義が雨に負けてしまっていることを思い知らされました。
やはりヘキサタープは1本ポールあたり2本のガイロープと2本のペグで固定しないと雨風に耐えません。
次回までに1本足ポールを買うことを検討しておきます。
さて、朝食ですが雨ということもありササッとホットサンドなどで軽く摂り、出来る限り早く片付けに入ります。
本当はデイキャンプ料金を払ってでも長居したかったのですが、早く帰って装備を乾かさないと大変なことになります。
出来る限り水滴を落としてゴミ袋撤収を行います。
これも初めての経験ですが、家に帰るまではかなり不安です。
チェックアウト期限25分遅れぐらいでなんとか撤収しましたが追加料金は負けてもらえました。
急いで家に帰ったら嘘みたいに晴れてました。
やっと写真を撮る余裕も出てきました(笑)
雨で地盤が緩む中がんばってくれたペグたちも綺麗に洗って干します。
嫌味のように晴れたおかげで装備品は全て綺麗に乾きました(笑)
今回初めて本格的な雨中キャンプでしたが、いろいろ勉強になりました。
普段はペグの強さや張り綱の有効性などあまり気にしていませんでしたが、こういったハードコンディションではとても重要だということがよくわかりました。
今回がデビュー戦となったヘキサタープの雨風に対する弱さはショックでした。
やはり建てやすいだけではダメですね。
根本的な見直しが必要です。
しかしSサイズでこれなのに、同じポールでさらに大きいMDXはもっとヤバいのでは?と思いますね。
今回はここまで。
かなり物足りなかったので近日中にリベンジキャンプを計画します。